Mechelen市(ベルギー)
課題
- ベルギーの首都ブリュッセルから25kmの古い都市
- 従来の監視カメラシステムではズームアウトした場合、映像が粗く人を識別できず、犯罪捜査に役に立っていない
- 駐車場での車上荒らし、盗難、スリ事件が多発している
- アムステルダムといった大都市と違い安全対策の予算は限られいる
導入システム
- 管理ソフト:Avigilon Control Center
- カメラ:29MPカメラ+2MP(駐車場と中心部への各出入口)x9台、エンコーダー(既存アナログカメラ用)
- 録画サーバー:30日保存
効果
- 2900万画素カメラを使い、市街地中心部へ出入する来店客を詳細に確認することができている。
- 従来の監視システムでは、容疑者の取り調べに際し、証拠となる映像が不鮮明なため、検挙できないケースが多々あった。高 解像度カメラシステムのより、操作時間は低減し、精細な映像は疑いようのない証拠資料として役立っている。
- スリや盗難といった事件が起きた際、セキュリティ担当者がたまたまPTZカメラを操作し、事件現場をズームし、映像を確認でき る場合にのみ有効だが、多くの場合、カメラは事件発生の現場とは違う方向を向いており、映像が残されておらず、役に立ってい なかった。更に録画映像に対してはPTZ機能を使用することはできない状況であった。
- 高解像度カメラの映像はライブのみならず録画映像に対してもデジタルPTZの機能を活用することができていいる。
- ひったくり事件において容疑者を確認し、逮捕することができた。