入退室管理システムNet2の提案
A大学情報工学科には100台以上のコンピューターが設置され100人以上の学生が実習、研究に励んでいます。 元々電気錠は設置されていましたが、入室を制限するだけの単純なものでした。こうした状況の中増加の一途をたどる盗難事件に備えるべくもっと高度な入退出管理システムが検討されNET2が採用されました。
2つの教室に入室用と退出用のカードリーダーが設置され学生、教職員は教室を出入りするときにカードを使用することが義務付けられている。カードの使用に関して学生は入退出の曜日・時間が制限されており不用意に入室できないように設定されている。また学生が何時に入室し退出したかの履歴は情報としてPC上に保存されている。大学側として次に計画しているのが学生の出席簿として利用である。教室の教授用の机にカードリーダーを設置し、学生は出席簿に記入する替わりにカードをリーダーに読ませ、PC上に記録を残すのである。今回の導入に際して、動機のひとつとして考えられるのがPCの盗難である。特にモニターを軽量な液晶タイプにするため盗難の危険性が高くなるのを大学職員は大いに心配なのである。